ピボット戦略

内容

ピボット 【 リアクション・トレンド・システム】

PIVOT POINTS(ピボット・ポイント)はワイルダーが開発したデイトレ用の指標です。
ワイルダーは、ATR、RSI、ADX、パラボリックSARなど数々のテクニカル指標を考案したJohn Welles Wilder.Jr(J.W.ワイルダー)です。彼の著書『New Concepts in Technical Trading Systems 』内では、THE REACTION TREND SYSTEM(リアクション・トレンド・システム)として解説されています。

正式名称はは「リアクション・トレンド・システム」といいます。
Reaction Trendとはもみあい相場のことを言います。
ワイルダーの著書では
S1=B1、S2=B2、S3=LBOP、R1=S1、R2=S2、R3=HBOPと名付けられています。
B1、B2、S1、S2とは
買い(Buy)の1回目のチャンス、2回目のチャンス、
売り(Sell)の1回目のチャンス、2回目のチャンス
という意味と思われる。
そしてLBOPとはLow Breakout Pointの略で下降へブレイクしたポイントを示し、
HBOPとはHigh Breakout Pointの略で上方へブレイクしたポイントを示します。

ピボット【R1・R2・R3/S1・S2・S3】やピボットレンジの価格値も経験上よく反発する値であり、その値が集団に注目され意識されているがよくわかる。
 これは、実は、戦略としてピボット、R、Sライン前での利食いは、非常に一般的な手法となる。
このことは、実は、最近まで知らず、負けトレードの経験から、そのライン前での利食いをルール化した経緯があり、このライン前の利食いは非常に信頼性のある値動きである。

レンジ相場( もみあい相場 )のときに、R1が抵抗ラインになり、S1が支持ラインになる動きとなることが多いので、R1近辺で反転し出したら売る、S1近辺で反転し出したら買うというのが基本的な戦略になります。

R1やS1を価格が超えたときのR2S2も反転確認での売りや買いの戦略になりますが。
R2・S2での反転は一時的な押しや・戻しという可能性もありるのでで注意が必要です。

R2を超えたとき、次の抵抗はR3となりますが、ここまで来るとトレンド発生の可能性が高まりますので、R3近辺で反転しても即、売りを仕掛けずに、もし、価格がR3を突破したとしたら、もし、それまで売りを持っていたならすぐに決済します。また、そこからは上方へブレイクしたポイント
と考えて、順張りの仕掛けを検討します。S3を突破したときも同様です。

参考となる解説動画

ピボットを使った戦略についてて非常に参考になる動画があるのでリンクを貼っておきます。

かなり古い動画ですが、
山中流短期テクニカルトレード (ピボットの活用法など)

ピボットは機能する

ピボットを表示させていたときに、ピボットの前でよくやられてた記憶があります。
昔は、そのピボット自体をよく知らなくて、支持線抵抗線になるラインとしか認識がありませんでした。なんでそこで価格で反転するのか解らなかったんですが、ある時、山中さんのオンラインセミナー動画を見て、そういう戦略が一般的にあるんだということを知りました。
基本としてR、Sのラインはサポレジであり、その前では利食いが入るのと、そのライン反発を狙っての買いや売りエントリーがピボット戦略としてあるのですから、そりゃーやられます。
ピボットは、必ず機能するとは言えませんが、ほぼほぼ意識され機能してると言えると思います。

ピボットラインの反発精度について

 なぜ、DukusCopyのテックを重視しているかというと、精度てきに、ラインから1ピップや2ピップで反応していることをよく目にするからです。
 それと、気をつけなければならないこととして、ピボットは前日の高値安値と終値からの計算で惹かれるので、当然ブローカーによって違ってきますし、特に、週で5本の日足か6本の日足かで全然違ってきます。

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