トレンドのチャートパターン

チャートパターン分析の考え方について解説していきます。

トレードは値幅を取るゲーム
 ディナポリのスラストをトレンドの部分とし利益化する【考え方の軸】
と決めましいたが、エントリーとエグジットの場所を特定する必要があります、
そのために、チャート分析をしていくのですが、私のチャート分析の考え方として、チャートパターンを、トレンド相場のパターンとフォーメーションに分けて分析しています。

私のチャート分析にいおける考え方ですが、まず、トレンド相場をパターンとして認識していきます

内容

トレンド相場のパターンを認識する

イメージとしては。図のようになります。

トレンド相場のパターンとしては
トレンド発生前、踊り場。トレンド終了でのパターンはブロックレンジなど。プルバックは、上昇や下降のフラッグやウエッジなどのような形状になると考えます。

トレンドの発生と継続での価格の動きとしては
ブロックレンジの場合には、水平ラインのブレイク、プルバックの場合にはトレンドの進行において逆方向のトレンド(斜め)ラインのブレイクとなります。

相場パターンとフォーメーションの違い
フォーメーションは、書籍などでチャートパターンとして解説されている一般的に決まった型です。
 相場パターンは、これらのフォーメーションが単独もしくは複合で構成されたものと考えて下さい。
 トレンド相場のパターンとしてのブロックレンジやフラッグやウエッジなどのようなパターンの中に。フォーメーションが単独または複数現れます。

相場パターン分析が先でフォーメーション分析は後!【考え方の軸】

①トレンド発生時と終了時のパターン

トレンド発生時
トレンドの発生は、基本的には小さなブロックレンジや三角持ち合いになります。
フォーメーションとしては、Rectangle(長方形)やアセンディングトライアングル、ディセンディングトライアングルとなります。水平ラインのブレイクから始まります。

朝のアジア市場は、少しは動きますが。トレンドのように大きく動くことは稀です。
基本的には、レンジ相場からのスタートになります。
ただ、一方向にブレイクして動き出す場合に、徐々に切り上げ切り下げが発生して、ディセンディングトライアングルやアセンディングトライアングルのフォーメーションを作ってブレイクする場合や、近くにオーダーブロックがある場合には、一度、ボックスレンジの指示線抵抗線を割ってから一気に反転して上昇や下降する場合などもあります。(ここは理解して解説入れること)
 例えば、ポンド円では、午前中から相場が大きく動くことはまれで、アーリーロンドンの午後3時ぐらい、またはロンドンの午後4時からトレンドが発生することがほとんどです。
 特に、4時からのロンドン市場開始の動きには要注意です。

トレンド終了時のパターンと考え方
基本的には1時間ぐらい相場に活気がなく膠着状態が続いた場合のブロックレンジにいなった場合ですが、重要な経済指標やイベント、市場の切り替わる時間の前では、値動きの方向性が不明確であり、多くのトレーダーが様子見やトレンドで得た利益を確定する動きがでてきます。これらの時間は、値動きの方向性が不明確になり予測困難である為、トレンドがまだ伸びそうであっても一旦トレンド終了としたほうが無難です。

②トレンド継続時のパターン

持ち合い(踊り場)になるか押し戻し(プルバック)になるかの2つ、フォーメーションで言えばトレンドの進行において水平になるか反発ラインが逆方向の斜めラインになるかの2つ。
この2つのうちのどちらになるかを意識してチャート分析します。
自分がその2つのパターンと認識できないときはトレードしないだけです。

持ち合い(踊り場)の例
先程のトレンド発生時のパターンと同じと考えて下さい。
アセンディングトライアングル、ディセンディングトライアングル
Wトップ、Wボトム。トリプルトップ、トリプルボトム

フォーメーションとしてはいろいろ組み合わさって見えるだけです
押し戻し(プルバック)例
ウェッジ、トライアングル、ブリッシュフラッグ 、 ベアリッシュフラッグの組み合わせ

③トレンド反転パターンの考え方

四角形の持ち合い状態がしばらく続き、その後にトレンド方向とは逆方向にブレイクした場合、又は、ヘッドアンドショルダー、逆ヘッドアンドショルダーの反転パターンとなった場合。

トレンド発生後、トレンド継続とトレンド終了の形がフラッグ(横レンジ)型になるかウェッジ(くさび型)になるかの2つとなります。
 トレンドの反転は、トレンドの終わりがウェッジの状態となり、それがそのまま反対に伸びていきトレンドの始まり、または、フラッグ型での横ばい継続後、反対方向に価格が動き出して押し安値か戻り高値ラインを超えてきたらトレンドの反転となります。
 トレンド相場では、必ず調整が入ります。調整には価格の調整と時間の調整とに分ける考え方があります。価格の調整とは、価格が支持線・抵抗線で反発し戻される、いわゆるプルバック(押しや戻し)になる場合で、時間の調整とは、価格が拮抗し保ち合い、時間の経過によって調整される場合です。価格の調整も時間の調整も、価格が行き過ぎた場合には21EMA付近まで戻され、再びトレンド方向に延びていくパターンが多く見受けられます。トレンドの途中に発生するフラッグ(踊り場)は時間的調整と考えることができます。
 
実際の相場ではそんなにきれいなパターンにならない
 チャートの形が当てはまらない(解らない)と思った場合にはトレードしないだけです。
無理にトレードしたくて型を当てはめる必要はないし、ぱっと見て解るところでエントリーしていくべきです。何度もチャートをみていると色々と見えてくるようになりますので、無理して型を当てはめる必要はないです。

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