値幅観測とフィボナッチ

内容

フィボナッチを使った値幅観測

一般的にフィボナッチリトレースメントの使い方としては、トレンドラインの始点を100%とし終点を0%として測定する、これは、主に波動の押しや戻しを検知する為に用いられ、終点からどのくらい値幅が戻されたのかをそくていする。31.8%や61.8%の戻しは、終点からの戻しとしてとらえられる。
従って、161.8%や216.8%の表示はリトレースメントの場合、当然、始点100%を超えた場所に表示される。

フィボナッチエクスパンションの使われ方は、主に、利食いポイントの為の値幅観測である。
トレンドラインの始点と終点にポイントを合わせ、そこから戻されたポイントに最後のポイントを合わせる3点のポイントでそくていする。その戻された3点目のポイントを基準にトレンドの値幅を100%として、その値幅に対してどれだけ値幅が伸びたかを%で表示するものである。

プロトレーダーは、利確ポイントの目安としてフィボナッチリトレースメントを逆あてして使うことがある。

一般的には、フィボナッチリトレースメントは、押しや戻しに使われるが、あえて逆あて、始点を0%にし終点を100%にして、利確ポイントとして161.8%や216.8%をターゲットに用いることがよくある。

 これは、フィボナッチエクスパンションを引くのに少してまがかかるからと考えられる。スイングトレードなどでは時間が十分ある為このような時間は十分に確保できるが、デイトレや特に1分足レベルでのトレードではそんな余裕はないし、大量のバックテストの検証を行う上でも少し効率がわるいからである。
またフィボナッチの値はあくまで目安である為、厳密に測定してもきっちりとあてはまらない場合がほとんどであるということもある。

値幅観測について

フィボナッチリトレースメントとフィボナッチエクスパンションの値幅観測について
値幅観測は4つある

名称計算式
V計算 A – ( A – B ) 下げ幅の2倍
N計算 C + ( B – A ) 上昇幅と同じ幅
E計算 B + ( B – A ) 上昇幅の2倍
NT計算 C + ( C – A )(上异幅下降幅)02倍

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