内容
【根底にある考え方】
私の手法はトレンド相場の発生又は継続時における
サポレジラインでのロールリバーサルと
大きく伸びた(行き過ぎた)相場での利食い時でのリターンムーブ
この手法が有効に機能するのは、日足レベルでトレンド状態がベストです、
反対に、経験上日足レベルでのレンジ相場のトレードは勝率が悪くなる為極力避けたい。
したがって、日足の時間軸においてトレンドが発生している。
又は発生しそうな通貨ペアを選択し、トレードの勝率を上げることが目的です。
もし、レンジ相場で強いトレード手法であれば、レンジ相場の通貨を選択することになります。
通貨と通貨ペア(FXの基礎用語)
基軸通貨 / 決済通貨 通貨ペアの呼び方
EUR / USD ドルストレート
EUR / JPY 合成通貨(クロス円)
合成通貨 = ドルストレート × ドルストレート
EUR / JPY = EUR / USD × USD / JPY
通貨ペアの強弱の判断の基本
はじめに、基本となる通貨ペアの強弱の判断について解説します。
これが、理解できないと通貨強弱からの通貨選定はできません。
ユーロドルの場合ならば、1ユーロが何ドルで交換できるか、ドル側の価格が上がるということは結果的に1ユーロが高くなるので強いと判断する。この場合、ユーロ通貨が人気が集まって買われている状態になります。ドル側の価格が下がるということは結果的に1ユーロが安くなるので弱いと判断する。この場合、ユーロは売られている状態となります。
これが、通貨ペア、2通貨間の通貨の強弱になります。
基本的な考え方を理解することは非常に大事ですが、覚え方は、難しく考えず
チャートが上昇なら左通貨が強い(買われている)
チャートが下落なら左通貨が弱い(売られている)
だけ、覚えればいいです。 なんですが、
ですが、1つの通貨ペアにおいて、チャートが上昇相場であった場合に、実は、左の通貨がt強いので買われて上昇している場合と、右側の通貨が弱いので売られて、結果として左の通貨が上昇している場合がある。
なので、通貨ペア単体だけのチャートでは、相場全体として見た場合、その通貨が買われているのか売られているのかがわからない。その通貨単体で強いか弱いか、買われているのか売られているのかの判断が分ればより有利にトレードをすることができます。
なぜ、通貨強弱を分析する必要があるのか。
それは、より強いトレンドを見つけるためです。
トレード手法にもよりますが、通常、強いトレンド相場でのトレードが勝ちやすいからです。
通貨強弱の判断ができれば、より強いトレンドや合成通貨でのレンジ相場の判断ができます。
多通貨をチャートの状態から強弱の判断する
ここでは取引する通貨ペアの強弱の見極め方と通貨ペアの選定方法について解説します。
ここでの判断方法は私のやり方です。
いろいろな強弱の判断があると思いますが参考にはなると思います。
解説で使う通貨はメジャー通貨で取引量の多い通貨ペアランキングの上位4つを使います。
通貨を増やすとチャート分析がしづらくなるので4通貨にして解説します。
分析方法の考え方は通貨が増えても同じですので、取引したい通貨があれば増やして考えて下さい。
1位 EUR/USD (ユーロ/米ドル) 2位 USD/JPY (米ドル/日本円) 3位 GBP/USD (英ポンド/米ドル)
になってます。したがって、通貨は、ドル、ユーロ、円、ポンド になります。
では、漠然とした聞き方になりますが、下の6枚のチャートを見て、この相場、どう思いますか。
私が、パッと見て思うことは、「強いなドル、クロス円はトレードしたくないな。」
と思います、なんでそう思うかですが、通貨強弱を見て判断してます。
●ユーロドル ●ポンドドル ●ドル円 ●ユーロポンド ●ユーロ円 ●ポンド円
日足と1時間足で通貨ペアから通貨の強弱を判断する
①通貨ペアから通貨の強弱を判断する
強弱判断の基準としては以下
- 20SMAでのダウ状態、トレンドかトレンドレスのレンジとかを見る
- トレンドの方向性と強さ
- 200SMAの状態と現在価格の位置
②クロス通貨の強弱を判断する方法
例えば、ポンド円のトレードの場合には、ポンドドルとドル円の動きに注意する必要があります。
ポンド円を買う場合は、ポンドドルが上昇、ドル円が上昇時に、ポンド円がさらに上昇します。
ポンド円を売る場合は、ポンドドルが下落、ドル円が下落時に、ポンド円がさらに下落します。
注)クロス通貨とストレート通貨でのトレードの違い
基本、クロス通貨単体だけ見てのトレードでもOKとは思っていますが、上位足(日足)レべルでのクロス通貨(合成通貨)を構成するドルストレート通貨の抵抗ラインやゾーンは確認しておく必要がある。
クロス通貨においては、ストレート通貨の動きもみてるので、Demo のMT4でこの6画面表示の5分足で動きを見てます。
通貨ペア選択時の考え方
実際のトレードでは、各通過ペアの日足、1時間足の通貨強弱の判断から取引通貨ペアを選定する。
できればこれから伸びていく通貨ペアを選択するのがベスト、理由は行き過ぎた相場は必ず戻る。
だだ、どのぐらいが行き過ぎかの判断は難しいので、あまり厳密に考える必要はないと思ってます。
例えば、具体的にクロス円のポンド円の場合、ある瞬間において、ポンドドルが下落しはじめた、ドル円も下落してきた。そうしたら、ポンド円は急落しはじめるはずです。
こういったタイミングは、抵抗ライン、抵抗ゾーンを抜けてきて、高値安値の更新してきたタイミングです。
MTF分析で通貨強弱を考えた場合
上位足の方向が下位足のエントリーする時間において、反転している状態から上位足の方向へと切り替わるタイミングがベストであり、これは通貨強弱での押し目買いと戻り売りになります。
あたりまえですが、チャートで考えれば解ると思いますが、例えば、日足で買われている通貨で場合には、5分足では、買われている状態のときもあれば売られている状態もある訳です。
私のトレードにおいては、エントリー時には通貨強弱を考慮しますが、エグジット時には考えません。エグジットに関しては、あくまで抵抗ラインや抵抗ゾーンを基準にするため、途中で強弱が崩れてからといってそれにいよるアクションは考えないです。
というより。エントリー後は通貨強弱は見てません。
MT4で使っているインジケーターと設定
FXトレーディングマスタースクール トレード手法編 & トレーディングシステム活用編
第2部 トレード手法の検証編
時間軸 | テンプ レート | インジケーター名 | 機能 |
---|---|---|---|
日足 1時間足 | TS-Day TS–1H | TS_Daily Range Calculator | デイリーレンジ(TS-Day) |
TS_0_3ma_button | 20,50,200 期間 SMA | ||
TS_1_PerfectOrder_Button | パーフェクトオーダー | ||
TS_2_thrust | スラスト | ||
TS_3_ZZ_button | Maベースのジグザグ | ||
TS_4_supply_and_demand | 需給 | ||
LineSynchronizer | 描画作成補助 | ||
5分足 | TS-5M | TS_0_3ma_button | 20,50,200 期間 SMA |
TS_1_PerfectOrder_Button | パーフェクトオーダー | ||
TS_2_thrust | スラスト | ||
TS_3_ZZ_button | Maベースのジグザグ | ||
TS_5_Pivo_Y_LW_HighLow_button | 前週前日高値安値、ピボット | ||
HT_Grid_V3.07 | ラウンドナンバー、日本時間 | ||
Auto_trendline | トレンドライン自動描画 | ||
LineSynchronizer | 描画作成補助 | ||
HT_Today_EL | 経済指標 | ||
13Tick足 | FS-13T | TS_3_ZZ_button | Maベースのジグザグ |
Simple Horizontal Grid | 一定間隔で価格表示 |
通貨強弱のインジケーターの活用について
単純に、通貨強弱の判断だけではでトレードしても勝てない
どのぐらい伸びる伸びないの判断は通貨強弱ではできない。それは、単純に、その時の一番強い通貨と弱い通貨でエントリーしてが戻されて負けるということは多々発生する。
通貨強弱インジケーターの活用について
通貨強弱のインジケーターの考え方ですが、私は現在使ってないので正直わかりません。
ですが、色々と調べて使えないかを考えてことがありますので、わたしの調べたことをここでは話しておきます。
MT4の通貨強弱インジケーターとしてよく知られているもとしては
ku-chart cccFp Indexes_V7L などのようですが、
ku-chart
ku-chart-makerの改良 ku-chart-maker2 (定形作成)
cccFp 移動平均線を判断基準にしている。
通貨インデック Indexes_V7L このインジケーターは変化の起点を変えられる
ku-chartZ 1日単位で区切って強弱を表示
特定の時間帯の強弱 kye_strong_weak
基本的な考え方として、通貨強弱のインジケーターはあくまで補助的なツールでありエントリーやエグジットではつかない(精度が出ない)と思ってます。
興味がある方はググって見て下さい。