ディナポリのスラスト(3×3 DMA)で強いトレンドを分析する

内容

相場のどこを切り取り利益化するのか。

FXは値幅を捕るゲームです。
 では。どこを切り取って利益化するのか。
特殊な手法を除き、一方向に大きく伸びていく部分、トレンドの部分を
刈り取っていきます。
 エントリーの方法としては、順張り逆張りの違いはあっても、
相場が一方向に一定期間を伸びていく部分を利益化します。

 では、トレンドという部分をどう定義しますか。

いろんな方法でトレンドを認識しますが、私の場合は、ディナポリのスラストを1つの
トレンドの基準にしています。

ディナポリのThrust(スラスト)をトレンドの1つの基準とする

Thrust(スラスト)の定義

 ローソク足が8本以上、3期間3シフトの移動平均線[DMA3×3]の終値を割ることなく上昇または下降を継続している場合にいスラストの発生とみなします。
 但し、移動平均線[DMA3×3]を終値で1~2本割れても、値幅がなければ許容範囲とみなし継続とする。

Thrust(スラスト)の箇所をMT4インジケーターで確認

Thrust(スラスト)の部分をチャート上で見て解りやすくするために、ローソク足に色をつけたインジケーターを作りました。
マゼンタが上昇トレンドfでオレンジが下降トレンドの部分です。

トレンドの定義はこれだけでは不十分

 チャート分析においてトレンドを移動平均線を活用して見る場合、問題となるのが値幅であり強さ(角度)になります、Thrust(スラスト)の条件を満たしても、値幅がない場合には、トレンドではなくレンジ状態である場合が多々あります。従って、どれぐらいの期間でどのぐらい動いたらトレンドにするかをある程度の基準が必要になります。

トレードに活用すると協力な武器となる

相場の全体像を把握しやすい。
スラスト終了が押し目買いや戻り売りエントリーの一つの目安。
相場の過去検証として非常に有用である。この部分は、次項で詳しく述べる。

Thrust(スラスト)は相場の過去検証として非常に有用である

トレンドの部分を定義できれば、過去のチャートにおいて、トレンドが発生し始めた部分
トレンドが継続した部分、トレンドが終了した部分に分けてチャートを分析し検証できます。

Thrust(スラスト)をトレーリングストップとして活用する

私が開発継続中のトレーディングシステムにおいて、5分足でThrust(スラスト)を使ったトレーリングストップを作成して実際に使っています、
 但し、「終値で1~2本割れても、値幅がなければ許容範囲」という部分は条件化するのが難しいので入れてません。

 ある程度の利益が乗って、そのままトレンドにいなりそうな場合に、このThrust(スラスト)トレールを使って放置します。

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